CTMのVS4

新しい子が来ました
CTMのVS4！

（ビンテージシリーズというのとディスコンということでセピア調に）

とにかくウォームな中音域、ボーカルが前に出てくるので聞いてて楽しいです
手持ちのイヤフォンの中ではこれのボーカル表現が一番好きです
高域や低域はやや遠めで空間表現や分離もそれなりですね
低域はウォームをやや通り過ぎてブーミーになりかけてるのですが、ここは慣らしが終われば改善されるのでしょうか
筐体の装着感はとてもよく、ストレスなく長時間使えそうですね。
ここは流石CIEMメーカーというところでしょうか
他のイヤフォンと比べてステムが大きめなので、耳穴が小さい人はイヤピ選びをしっかりやる必要があるように思います
私はspinfitのsサイズがベストでした

半年以上前にイベントで試聴した際には「いい音だし好みの音だけど価格設定が高すぎる」という感想でした
故に選択肢とはなり得ず、記憶の彼方に押し込まれていたのですが
（確か初値は78kとかだったはず）
先日ヨドバシの投げ売りコーナーで見かけ、あまりに安くなってて値段を3度見位しました
店員さんに確認しても値付けが間違いではないとのことで即購入
余ってたぽいんよ使用して、財布から出たのは10kほどで買えました（そこから更にぽいんよ10%還元）

VS4はBAドライバーが4基(LOWx1、MIDx2、HIGHx1)のモデルです
VSシリーズは他にもあって、BA2機のVS2(LOWx1、MID-HIGHx1)、3機のVS3(LOWx1、MIDx1、HIGHx1)
値段は搭載ドライバー数に応じて上がっていきますが、それぞれ音の傾向が違って単なる上位下位機種という関係ではありません
バランス型のVS2、低音域が特徴的なVS3、中音域推しのVS4という印象です
私の好みからいうとVS4が一番好きで、次にVS2、VS3はあまり好きではありませんでした

CTMというメーカーはポタフェスやヘッドフォン祭りに行く人、CIEMに興味があるハイエンドポータブルオーディオ勢には知られていますが、一般的には知名度がなかったからでしょうか
おかげで安く買えたのでいいのですけれど

ヨドバシの店舗はよく分からない値付けのセールを突然やるので油断できません
（お財布的にも）